知っておきたい塗料のこと

塗料の役割り

ものを保護する

ものには寿命があります。時間の経過とともに金属は錆びていき、木は腐っていきます。また、そこに自然現象や悪環境といった外的要因が加わるとものの寿命は縮まっていきます。塗装をすることによりものの表面に丈夫な膜をつくり、この膜が外的要因からものを守り寿命を延ばしてくれます。

ものを美しく飾る

塗装には、ものを美しく見せる効果があります。見せ方もさまざまで色彩や光沢、表面に凹凸をつけることにより独特の風合いを出すことも可能です。

ものに機能を追加する

ものに機能を付加することができます。耐熱性、熱反射性、耐油性、防火性、防カビ性、防汚性、防音性など塗装することによりものにさまざまな機能を持たせることができます。
今日では技術の高度化が進み、新しい機能をもつ塗料がつぎつぎと開発されています。

油性塗料と水性塗料

塗料には大きく分けて水性と油性があります。
近年では、環境問題が重視され水で簡単にうすめることができ、溶剤などの刺激臭のない水性塗料が使われる事が多くなりました。水がベースなので引火性がない上、乾燥すると水に溶けない丈夫な塗膜になります。
油性塗料は耐久性が高く、乾燥時間が早いのが特徴です。用途によって使い分けるとよいでしょう。

仕上げ材と上塗り材

外壁塗装の場合、通常下塗り+上塗り2回の工程になります。下塗り材は、すでに塗ってある塗膜やコンクリートなどの下地を補強し、上塗り材と下地の密着性を高める役割を担っています。
上塗り材は、下塗り材を含めた下地を紫外線や水、炭酸ガスなどから守ります。外壁の見た目を決める色や模様なども、上塗り材の役目です。
塗料とは役目の異なる塗料を塗り重ねることにより、長期間に渡って家を守り、美観を保つ効果をつくり出せるものです。

主な塗料の種類

アクリル樹脂塗料 最もポピュラーな塗料です。安価で幅広く使われていますが耐久性はそれほど高くありません。
ウレタン樹脂塗料 バランスのとれた性能でアクリル樹脂より約1.5倍程度の耐久性があり、耐用年数は10~15年といわれています。
シリコン樹脂塗料 耐久性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料よりも更に高い耐久性があります。色落ちや白化、ひび割れの原因になる紫外線に強いのも特徴です。また塗膜の表面の汚れの原因である油性物質を雨水で洗い流すこともできます。
フッ素樹脂塗料 艶が持続し、高耐久性を期待できる塗料です。高価ではありますが、塗り替えの回数を低減できるメリットがあります。

主な塗料の耐久性とコスト

ページのトップへ